●ペイジー収納サービス5月の月間利用件数が過去最高を記録

日本マルチペイメントネットワーク推進協議会がこのほど、電子決済サービス「Pay-easy(ペイジー)収納サービス」の20185月の月間利用件数が過去最高を記録したと発表しました。

 

同協議会によると、「Pay-easy(ペイジー)収納サービス」の20185月の月間利用件数は966万件(対前年同月比108%)で、過去最高でした。また、月間利用金額についても21,433億円(同114%)となり、件数・金額ともに高い伸びを示しています。

地方公共団体の分野では、今年度から新たに千葉県やさいたま市など4団体(自動車OSS対応含む)が新たにペイジーでの納税に対応しました。これに伴い、推進協議会・運営機構では、自動車税・軽自動車税の納付時期として最もペイジーの利用が高まる5月をターゲットに、千葉県では京成線・北総線、 新京成線の車内に、千葉県PRマスコットキャラクターのチーバくんをデザインしたポスターを掲示し、納税者に対し自動車税のペイジー納付取扱い開始をPRしたとしています。

一方、さいたま市でも、軽自動車税の納付書封筒裏面にペイジーの利用を促す広告を掲載するなど、納税者への周知を行いました。これらの効果などもあり、地方公共団体全体としても過去最高の利用件数・金額になったとしています。

さらに、政府機関については、関税でのペイジーの利用が前年同月比115%と伸びています。民間分野においても、ファンクラブ会費、コンサートチケット料の支払いによる利用に加え、フリマアプリなどの支払い手段としても用いられるなどしたことで、件数・金額ともに前年を上回わりました。

同協議会は今後について「201910月の運用開始が予定されている地方税の共通電子納税システムに関し、関係機関と連携を図りながら実現に向けた活動に取り組んでいきたい」としています。