527日と610日の両日曜日に電話による納税催告を実施します―国税庁

国税庁が今年527日と610日の両日曜日に、国税を納期限までに納付されていない方に対して集中電話催告センター室(納税コールセンター)から電話催告を実施すると発表しました。くれぐれも振り込め詐欺などと間違わないようにしたいものです。

 

各国税局に設置されている納税コールセンターは、所轄の税務署に代わり国税局の職員が電話や文書による納税催告を行っている機関で、基本的に土・日曜日及び祝日は閉庁日となっています。しかし、催告対象者の中には、日曜日ならば電話に出れるという方も少なくないことから、国税庁では定期的に閉庁日(日曜日)に電話催告を行なってきました。

今回、527日に電話催告を行うのは、札幌、関東信越、金沢、高松、福岡の5国税局です。そして、627日に行うのは、仙台、東京、名古屋、大坂、広島、熊本の6国税局と沖縄国税事務所となっています。

最近、税務職員を装った不審な電話が増えていることから、国税庁は「納税コールセンターでは、国税の納税のために金融機関の口座を指定して振込みを求めるようなことや、金融機関等の現金自動預け払い機(ATM)の操作を求めることはありませんので、納税される場合には、原則として納付書によって所轄の税務署や金融機関の窓口で行ってください」と電話催告対象者に注意を呼びかけています。